こんにちは、山本です。「マーケティングとは」を書いておきます。
デジタルマーケティングのベストプラクティスには多くの意見がありますが、何が本当に効果的なのかをどう判断すればよいのでしょうか?
日本では、私たちはゼロからさまざまな業界で複数の成功したビジネスを築いてきました。
実際、私たちは開発したプロセスを使って、月に何千万ものユニークインプレッションを生成する実績を持っていますので今回の記事でも、私たちの経験をもとに得た知識を共有していきます。
この動画シリーズでは、デジタルマーケティングのプロセスを初めから終わりまで細かくで解説します。
まず、マーケティングとは何かについて話しましょう。
あらゆるマーケティング活動は常に2つの重要な行動に集約されます。
この二つだけです。
たとえば、渋谷スクランブル交差点でQRコードを背負ってキャラクターのコスチュームを着てシーンを作るだけでも、QRコードが広がり認知度が上がれば、それはマーケティングです。
また、電話をかけまくり紹介することや、顧客に対して突然の訪問を行うことも認知度を広げます。
非常に非効率的ですが、それもまたマーケティングです。
何度も同じことを言いますが、マーケティングとはブランド認知度を高めるためのあらゆる活動、問い合わせを増やすためのあらゆる活動、または商品やサービスに関連するキーワードを人々に思い出させるためのあらゆる活動です。
シンプルです。
もちろん、無意識の心理的なブロック(苦手さやプロセスの嫌悪)や無知や能力が低い担当者はこれらを複雑にしますが、すべてのマーケティング活動は最終的に2つのうちのどちらかを行います。
各活動がどちらの目的を達成しようとしているのかを明確にすることが重要です。
あなたの会社のその施策の目標は認知度を広げることですか?それともコンバージョンを増やすことですか?
時々、コンバージョンを増やすことを目的として活動を始めた人が、徐々に変わっていき、ウェブサイトに何人かの訪問者を誘導しただけのKPIにかわっていたりすることがあります。逆も然り。
データに合わせて話を変え、CVの話が認知度に関するものに変わってしまいます。
元々の目的が失われてしまうのです。
一方で、マネージャーは認知度を広げるマーケティング施策のはずが、コンバージョンに焦点を途中からあてて目的を変えて話してくることもあるでしょう。
例えば、誰かが認知度を広げることを目的にソーシャルメディアキャンペーンを成功させたとします。そのとき、管理者が「それで何件のコンバージョンが得られたのか?」と質問することがあります。正直目的を変えてしまうのはけっこう無能性が高いと言っていいでしょう。
再度、マーケティング活動の目的が失われてしまいます。
混乱を避けるためには、活動の目的が認知度を広げることなのか、コンバージョンを増やすことなのかを明確にすることが重要です。
多くのタスクを抱えていると、意外と簡単に混乱してしまいます。
そのため、各活動の目標を頻繁に自問することが大切です。
活動の目標が明確になったら、具体的な行動を起こす時です。
ソーシャルメディアキャンペーン、広告、SEOライティングなどの計画を立てる際には、その計画が客観的であることが重要です。
例えば、Twitterが人気だからそこで始めたいと感じたり、Instagramが効果的かもしれないと考えてインスタキャンペーンを実施しようとすることがあります。
また、多くの人が興味を持ちそうなトピックがあるから、それについてブログを書いておけば、顧客が自然に集まるだろうと考えることもあります。
あるいは、自分にとって慣れていて、快適で、簡単なアプローチを取りたいと感じるかもしれません。
しかし、これらのどれもデータに基づいていません。どれも客観的ではなく、効率的でもありません。
効率とは、努力に対する最大のインパクトを意味します。
例えば、SEOのロジックに詳しくない場合、何時間もかけて2万字のブログ記事を書いても、検索エンジンはそれを見つけることができず、努力が無駄になってしまいます。
業界の内情を知らなければ、顧客を引き付けることができません。
効率とは、業界の独自の要素を知って、適切な人々に効果的にリーチし、引き寄せることを意味します。
例えば、ホテル業界では、OTA、PMS、サイトコントロールの知識が不可欠です。
たとえ自分のサイトに顧客を引き付けようとしても、問い合わせに対応したり、空室状況を確認したり、季節、曜日、早期予約割引などで価格を調整する方法を知っておく必要があります。
たとえ収益管理を扱わず、顧客を引き付けることだけに焦点を当てても、業務の詳細を知らなければ、その活動は完全に無駄にはならないかもしれませんが、非常に非効率的です。
別の例として、人材ドライバー業界を見てみましょう。
HRドライバーをターゲットにしたキャンペーンを実施したいが、経験がない場合、さまざまなHR分野で成功した経験を持つ人に相談するかもしれませんが、その人がHRドライバー業界には新しい場合もあります。
その経験に基づいて、過去に行ったようなLPOやEFOを実施し、1つの大きなサイトに人材を集めることに焦点を当てるようアドバイスされるかもしれません。
それに対して、HRドライバー業界での経験を持つ人は、これらの戦術がほとんど効果がなかったことを理解しており、より効率的な方法は複数の小さなサイトを作成することだと気づいています。
実際、日本のHRドライバー業界の一つの特徴は、1つの大きなサイトにトラフィックを誘導するよりも、複数の小さなサイトを作成する方が効果的であるという点です。
自分の好きな種類の料理や、自分で準備したメニューだけを販売したいと考えることが多いです。
それがほとんどの人が行うことです。
しかし、それが最も効果的な戦略でしょうか?
はるかに効率的な方法は、食べログで利用可能なカテゴリを見つけ、それがUberやmenu / woltなどのサービスで競合がすくないジャンルであるかを確認することです。
次に、Google AdWords キーワードプランナーから検索ボリュームをチェックします。
その単語の検索ボリュームが十分に高く、そのカテゴリのメニューを適正な価格で提供できる場合、キッチンスタッフ1人あたり月に150万~200万円の売り上げを生み出すことができます。
効果的なリサーチが効率の鍵です。
このシリーズでは、あなたのビジネスを成長させるための効果的なテクニックを共有していきます。
マーケティングとは、誰もが知っている標準的なツールを使用することだけを意味するものではありません。
Slack、Trello、Loom、Asana、Notionなどのツールを使っても、SEOの知識が十分でなければ、マーケティングの効率は最高にはなりません。
SEOの分野では、キーワードランクチェッカー、SERPs、Fat Rank、Ahrefs、Moz、キーワードプランナーなどのツールを誰もが使用しています。
知識の差があるかどうかに関わらず、ツールを知らないことは効率を悪くします。
マーケティング全般や、この業界特有のというものでも、便利なツールを知り、それらが何をするのか、どのように機能するのかを知っていることは強力な利点です。
ツールを知ることが結果に比較的大きな違いを生む瞬間を何度も見てきました。
だからこそ、ツールも含めて業界でも「知識自分に何が足りないのか、何を知らないのか」を常に自問することが重要です。
常に学習していくのがこの業界です。。
クライアントや見込み客が質問をしたとき、正しい答えが分からなければ、嘘をついたり、はったりをしたり、何かをでっち上げたりしたくなるかもしれません。
しかし、偽装しようとして失敗するよりも、学んで学習する方が良いです。
学習が永遠に必要なのがWEBマーケティングです。
これらすべてが、最初に挙げた2つのポイントに結びつきます。
目標がデータと知識に基づいているかどうか、そしてその目標を実現するためのノウハウを持っているかどうかです。
だからこそ、クライアントに対して「分からないので調べてみます」と言えるようになることが重要です。
または、「今は主観的な見解かもしれませんので、開始する前にデータを集めるべきです」と言えるようになることが重要です。
それは常に、客観的な目標と効果的な実行に関することです。
常に自問し、その質問を慎重に考えることが重要です。
さて、これまでのところ、マーケティングの2つの基本的な鍵である客観性と効率性について見てきました。
次に、実際にどのようなステップから始めるべきかを見ていきます。
これが前回のブログの意思決定プロセスに繋がってくる話です。
一部の人々は意思決定プロセスから生み出された手法を魔法のように考えています。
我々Reezoteはそれを可能にするマーケティング手法を持っています。