こんにちは
みなさんの若者の心のコーチ梶村です。
私は毎日朝起きてコールドシャワーを浴び、出勤前にタイ語を勉強し、灼熱のバンコクで涼しく出勤しています。もはや出勤ではない。
バンコクというオフィス内を歩いているだけです。
働くこととプライベートをわけてるひと、出勤という概念に囚われてる環境の人。仕事をやらされてるだけの人。
厳しいって。
人生80年だとして、20歳くらいから一日の10時間を仕事関係で使うなら1ヶ月で300時間、1年で3600時間。60年で216000時間。
それの時間をやらされてる?
厳しいって。
どう考えてもそれハードな人生だって。奴隷だってそれ。
自分の行動と目標を毎年3000時間人に支配される。
それ傀儡だって。
楽しさのピークが学生?
籠の中ってぽっぽぽっぽ言ってるときがピーク?
鳩かって。
お前ポップコーン定期的に与えられる鳩かって。
井戸の中のガマガエルだって。
“大海を知らずされど空の広さを知る。”って誰かの受け売り、
みんな知ってるって。 それ。
空の広さ、高さ?みんな知ってるって。
その茹でガエルの発言、鷹が腹抱えて笑うって。
たまたま聞こえないほど差があるから笑われてないだけだって。
みんな知ってるけど言わないんだって。
それが全てだと思ってるひとに事実言わないって。
避けられてるって。
“なんか最近、やる気だせ的な言葉は働かせるだけの言葉って捉えられちゃうんですよ”
大手金融ベンチャーの新規事業マネージャーが言ってました。
見捨てろって。
そんなやつ見捨てろって。
関わってる時間がもったいないから。
誰も、そいつのやる気に興味ないから。
未来見えてないだけだって。介護だってそれ。
できないハムスターの道を整えないと進まないから仕方なく話してるだけだから。ハムスターはたくさんいるから見捨てろって。
“みんな違ってみんないいみたいなこと言うんですよ”
きもいって。
現実見ろって。
物事の良し悪しも見えなくなったのかって。
オンリーワンはその分野のナンバーワンだろって。
路上で寝ながらミンナチガッテイイネとかそれ未来のお前だって。
枯れて朽ち果てたカエルの死骸に誰もみんな違ってみんないいとか言わないだろって
目を覚ませって。
やるならなんでも一番上を目指せって。
現代の若者は、特に中学に差し掛かる頃から、すでに完成されたサービスや環境に慣れ親しんでおり、その結果、すべてを受け身で消費するという習慣が身についています。テクノロジーの発展により、情報もエンターテインメントも、生活のあらゆる側面が手軽に利用できるようになった現代社会では、欲しいものはクリック一つで手に入り、娯楽も知識も瞬時に提供されます。これにより、若者たちは自らの意志で情報や価値を探しに行くという経験を失いがちです。ストレスや困難に直面しても、それを乗り越えて成果を勝ち取るというプロセスに価値を見出すことが少なくなり、むしろ苦労を回避するために手軽な選択肢へと逃げがちです。サブスクリプションサービスを切り替えるかのように、人間関係や所属も簡単に切り替え、より手軽で負担の少ない選択肢へと移っていく傾向が見られます。
こうした状況を正当化するために、上司や社会のせいにしたり、環境のせいにして自らの責任を回避する無限の言い訳が存在します。これらの言い訳は、一見すると自分を守る手段のように見えるかもしれませんが、長期的には何の解決にもつながりません。なぜなら、都合の良いインスタントな選択を繰り返していくことは、最終的に明るい未来を築くことにはつながらないからです。楽に生きるために提供されたものだけに頼り、ルールの中で与えられた枠内でしか行動できないのは、あたかも社会に飼いならされたペットと変わりありません。人間としての成長や社会における自立を放棄し、ただ便利さと快適さだけを追求する生き方は、表面的な幸福感にとどまり、深い満足感や充実感を得ることは難しいでしょう。
もし他者やコミュニティに害を与えず、共同体として共存していくことが重要であるとするならば、現代の社会において自分自身の規律を作り出すことが必要です。社会は善悪の基準が曖昧になり、あらゆる選択肢が許容される時代に突入しました。しかし、自由が与えられたからこそ、自分自身で価値観や行動規範を設定し、それが他者やコミュニティにとっても有益なものであることが求められます。自分の作り上げた規律や価値観が、他者の価値観とも共存でき、同時に大きなメリットをもたらすようであれば、その人はより大きなことを成し遂げることができるでしょう。単に自分のやりたいことだけを追求するのではなく、他者や社会との調和を図りつつ、個々の価値観に合わせた柔軟な対応ができることが望ましいのです。
準備された仕組みやサービスに頼り、他と変わらない平凡な人生を送ることに甘んじていてはいけません。「みんな違ってみんないい」といった寝ぼけた言葉で自己満足に浸るのではなく、時代の特性を正しく認識し、その中で自分の役割を見つけ出し、学び続けることが求められます。
人間において、何かを「できる人」と「できない人」の間にある違いは、しばしば大きなものとして捉えられがちです。社会や周囲の人々は、成功を収めたり目標を達成したりする人々を「できる人」として称賛し、そうでない人を「できない人」として見なすことが多いです。しかし、その実態を深く見つめてみると、実は「できる人」と「できない人」の間に大きな能力差があるわけではないのです。ここで重要ポイントは、表面上の行動や結果の違いに惑わされるのではなく、根底にある「精神構造」に目を向けることです。実は、全ての違いはその精神構造、すなわち物事にどう向き合うかという思考パターンに大きく依存しているのです。精神構造を変えることができれば、人は誰でも「できる人」になれる可能性を持っています。
多くの人が、成功している人を目の当たりにすると、「あの人は特別な才能があるからだ」とか、「自分にはあんなことはできない」と感じるかもしれません。確かに、天賦の才や生まれ持った能力が影響する部分もありますが、それが全てではありません。むしろ、能力や才能はその人の成功や失敗において一部分しか影響を与えていないことが多いです。実際には、多くの人が似たような才能や資質を持っているにも関わらず、結果として差がつくのは、彼らが持つ「精神構造」によるところが大きいのです。
精神構造とは、私たちの思考パターンや行動を決定づける基本的な考え方や信念、価値観のことを指します。これには、困難に直面したときの対処法や、挑戦に対する姿勢、失敗や成功に対する考え方などが含まれます。精神構造が柔軟で前向きな人は、困難や逆境に対しても積極的に取り組み、失敗を恐れずに前進し続けます。逆に、精神構造が硬直している人は、失敗を恐れて新しい挑戦を避け、結果として成長の機会を逃してしまいます。
「できる人」と「できない人」の間でよく見られる大きな違いの一つは、失敗や困難に直面したときの反応です。精神構造が強く柔軟な人は、失敗を恐れることなく、何度でも挑戦を繰り返します。彼らは、失敗を単なる一時的な挫折と捉え、それを乗り越えるために新しい方法を試すことができるのです。このような精神構造を持つ人々は、最終的には成功に辿り着くことが多いのです。彼らは、「失敗は成功の母」と考え、失敗から学び取ることで、次の挑戦に活かすことができるのです。
一方で、精神構造が固定されている人、つまり硬直した思考パターンを持つ人は、失敗を避ける傾向があります。彼らは失敗を恐れ、挑戦すること自体を拒みがちです。「自分にはできない」「挑戦しても無駄だ」という自己否定的な考え方が根付いているため、行動を起こす前に諦めてしまうのです。このような思考パターンは、過去の経験や環境、周囲からの影響によって形成されることが多く、長期間にわたって固定化されることがあります。しかし、この精神構造を変えることができれば、誰でも新しい可能性を開くことができるのです。
人間の脳は、非常に柔軟でありながらも、省エネルギーを優先する仕組みを持っています。脳は、新しい挑戦や複雑なタスクに直面したとき、エネルギーの消耗を避けるために「面倒くさい」と感じることがあります。この感情は、何か新しいことを始めようとする際に、多くの人が経験するものです。これは、能力や意志力の問題ではなく、脳の仕組みそのものによるものです。脳は、できるだけエネルギーを節約しようとするため、既知のタスクや単純な作業を好みます。未知の挑戦に直面すると、そのエネルギー消費を避けるために、「面倒くさい」と感じさせるのです。
しかし、この「面倒くさい」という感情に流されてしまうと、新しい挑戦をする機会を逃してしまいます。実際に、挑戦しなければ結果が得られないことは明白です。宮崎駿監督も、著名なクリエイターでありながら「面倒くさい」としばしば感じると告白していますが、それでも重要なことに取り組むためには、その感情を乗り越えて行動に移す必要があると述べています。彼のように、面倒だと感じることが実は重要なことであるという認識を持つことが、成功への一歩となります。
精神構造を変えるための第一歩は、自分の思考パターンに気づくことです。「自分にはできない」と感じる瞬間や、「面倒くさい」と思う瞬間を意識することで、それが単なる脳のエネルギー節約の仕組みであることを理解することができます。その上で、次に必要なのは「小さなステップで取り組むこと」です。大きな目標やタスクを目の前にすると、圧倒されてしまいがちですが、それを小さなステップに分割することで、取り組みやすくなります。具体的なToDoリストを作成し、それを一つずつ実行することで、心理的なハードルを下げ、行動を促進することができます。
また、ポジティブな結果を先にイメージすることも有効です。例えば、達成した後の喜びや満足感をあらかじめ思い描くことで、「面倒くさい」という感情を和らげることができます。これにより、脳は実行することのメリットを感じ取り、行動を起こしやすくなります。
最終的に、成功するかどうかは、能力や才能の差ではなく、精神構造の違いに大きく依存しています。「できる人」と「できない人」の間に大きな違いがあるわけではなく、全てはその人の思考パターンや精神構造に起因しているのです。精神構造を柔軟にし、前向きな姿勢で物事に取り組むことで、誰でも「できる人」になることができます。日々の挑戦に対して、「面倒くさい」という感情に流されることなく、積極的に取り組むことが、成功への鍵となるのです。